おかげさまで事務所開業10周年です。ありがとうございます。

今年の1月で、川崎相続遺言法律事務所を開業してからちょうど10年となりました。

10年前、私たちは「相続」に特化した専門的な法律事務所を設立したいという想いで、この事務所を開設しました。

当時、「相続」という名前を冠した法律事務所は一つもありませんでした。弁護士にとって業務分野を絞り専門分野に特化することは、他の分野の事件を扱えなくなるというデメリットがあります。今でも専門分野に特化している弁護士は極めて少ないようです。

しかし、これからの弁護士は「何でもやる」よりも、あえて特化した領域を決め、専門性を高めることが依頼者のためになると考え、当事務所を設立しました。

この考えは今も変わらず、10年経ってますます確信を深めています。

開業当初は手探り状態で、毎日が挑戦の連続でした。それでも、一つ一つの事件に全力を尽くし、弁護士も事務員も少しずつですが確実に成長していくのを感じることができました。依頼者の方々からも、共に困難に立ち向かう中で、私たちも多くのことを学びました。

事件は一つとして同じものはなく、毎回新たな発見や苦労があり、工夫が必要です。様々な困難がありましたが、弁護士、依頼者、事務員、協力者など、関係者がチームワークと努力で困難を乗り越えてきました。

10年経って振り返ると、多くの出会いとご協力があったことをたいへんありがたく思います。心から感謝しています。

今後もこれまでの経験を糧に、さらなる飛躍を目指して努力を続けていきます。事件処理に全力を尽くし、信頼と誠実を基盤とした法律事務所を運営していきます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

代表弁護士　関口　英紀